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初めての中山七里
ずっと背表紙は見ていて認識していた作家さんだったけど、今回、初めて読んでみた。
久々に重たい良い本を読んだ。
映画にもなっているみたいだけど、内容がかなり震災寄りになってるようですね。
またアマゾンプライムででも観てみたいところです。
中山七里「護られなかった者たちへ」
「厚意とか思いやりなんてのは、一対一でやり取りするようなもんじゃないんだよ。それじゃあお中元やお歳暮と一緒じゃないか。あたしやカンちゃんにしてもらったことが嬉しかったのなら、あんたも同じように見知らぬ他人に善行を施すのさ。そういうのが沢山重なって、世の中ってのはだんだんよくなっていくんだ。でもね、それは別に気張ってするようなことでも押しつけることでもないから、機会があるまで憶えておきゃあ、それでいい」
護られなかった者たちへ
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